カルト問題キリスト教連絡会は、従来、各参加団体相談窓口に寄せられてきた相談事例を検証し、それらへの対応を検討してきました。その検討を踏まえて、さまざまな議論のある団体について、適切な注意を喚起し、また被害を未然に防ぐための予防策を提案しています。
参加教会・教団
「統一原理問題キリスト教連絡会」から「カルト問題キリスト教連絡会」へ名称変更
従来、統一協会問題がキリスト教界全体に関わる問題であることから、日本基督教団、カトリック中央協議会、日本聖公会、日本福音ルーテル教会、日本バプテスト連盟、在日大韓基督教会によって「統一協会問題キリスト教連絡会」を発足させ、活動してきました。しかし、統一協会は教祖の死後、四分五裂、名称も変更されています。正体を隠した違法伝道や違法献金など反社会的実態は依然として続いているものの、今日議論の多い団体の数も増え、問題性も多岐にわたり、統一協会問題にとどまらなくなっています。そのために、予防策は、多くの議論の多い団体についての情報提供、注意喚起、予防策などを提案する必要に迫られてきました。 そのため、会の名称を「統一原理問題キリスト教連絡会」から「カルト問題キリスト教連絡会」へ変更し、改訂パンフレットを作成することにしました。議論の多い団体に、そうとは知らずに勧誘され、不利益をこうむらないように、若者をはじめ多くの人々に実態を知り、充分な思慮をもって問題に対応されるよう、心から願っています。